『民団元幹部ら、反文在寅政権団体を立ち上げ!』
『民団元幹部ら、反文在寅政権団体を立ち上げ!』
「韓米関係と韓日関係が破綻する」
在日韓国人社会の主軸である在日本大韓民国民団(民団)の元幹部らが、
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対日政策と対北朝鮮政策を批判する団
体を新たに立ち上げた。
かつて民団で副団長や支部長などを歴任した彼ら
を中心とする「大韓民国の自由民主主義を守る在日協議会(韓自協)」は
25日、東京都内で結成大会を開いた。
韓自協準備委員会は結成趣旨分の中で「文在寅政権は経済政策の相次ぐ
ミスで国民の不満を高め、政権維持の基盤として親日清算を掲げることに
より国民の間で葛藤をあおり、未来志向の関係を構築してきた韓日関係を
破綻に追い込んでいる」と主張した。
さらに「文在寅政権は北朝鮮に対す
る制裁を解除し、金正恩(キム・ジョンウン)政権を延命させ、韓半島
(朝鮮半島)の平和に必要な韓米同盟を破綻させようとしている」とも訴
えた。
韓国大法院(最高裁に相当)が徴用被害者に対する賠償を命じてか
ら6カ月、この問題に文在寅政権が何の対応も取らないことに在日韓国人
社会の間で不満が広がっていた。
韓自協の共同代表を務めるキム・イルウン元栃木県民団団長は本紙との
電話インタビューで「我々は反大韓民国団体ではなく、反文在寅政権団体
だ」とした上で「文在寅政権の対日政策が今後も続いた場合、最終的に大
きな被害を受けるのは在日韓国人だ」と述べた。
東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員 : 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版