kimuchiのブログ

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    《礼節と儀式》第三章礼拝と教会生活礼節

【コラム】ヤマ場迎える北核危機と《韓国が支払う代償》

【コラム】ヤマ場迎える北核危機と<韓国が支払う代償>
 朝鮮日報:2018:3・18


 分断と同族相争う痛みが70年間続いてきた韓半島(朝鮮半島)の運命は、今や大


変革の流れを迎えている。それが分断の継続なのか、統一なのか、もしくはまた別


な戦争なのか誰にも分からないまま、文在寅(ムン・ジェイン)大統領、金正恩


(キム・ジョンウン)労働党委員長、ドナルド・トランプ大統領、習近平国家主席


らのポーカーゲームに引っ張られ、ヤマ場に差し掛かっている。


 われわれ韓国の望みは、韓国の自由・民主体制によって南と北が統一され、共に


繁栄し、豊かになることだった。その努力は共産主義者や左派勢力によって、そし


て国際的覇権主義者らによって、幾度も挫折させられた。遂には、核とミサイルを


背負った北朝鮮の金正恩が舞台をひっくり返し、自分が主導するショーにすり替え


てしまっている。



 韓国の大統領にしても米国の大統領にしても、金正恩が対話に出てくるのは自分


の政治力のおかげだと自画自賛しているが、世間は現在33歳の独裁者の計略にはめ


られているのだ。



 北朝鮮が核を放棄するのであれば、それに勝る幸せはない。問題は、それが決し


てただであるはずがない、という点だ。北の歴代の独裁者らがなんとかしてこしら


えた核なのに、それをやすやすと捨てる理は万に一つもない。北朝鮮側は、周囲の


強大な勢力に対抗する自分たちの生命線と信じているのだから、なおさらだ。



 北朝鮮が究極的に核・ミサイルを放棄するのかどうか、今の時点では確信はない。


今の「首脳会談ショー」が、時間稼ぎ用なのかどうかも分からない。だが、核廃棄


の意思が真剣なものだとすると、あちらが望む代償は何だろうか? 一つは「カネ」


で、もう一つは「米国」だろう。



  カネに関するかぎり、その額、もしくはその額に相当する「何か」がどれほどに


なるかは推し量り難い。核・ミサイルにかけるあちらの自慢と自負から見るに、お


そらく天文学的な数字に違いない。



 だが米国は、北朝鮮の核を「カネを与えて買う」前例を作りはしないだろう。


いや、作れないだろう。そんな前例を作ったら、世界はむしろ核拡散の道へと向か


うかもしれないからだ。そのため過去においても、この荷物は韓国側が背負うもの


だった。今回も、北朝鮮の核を「カネ」で解決しようとしたら、その大変な金額の


負担は丸ごと韓国の役目という形で舞い戻ってくるだろう。



 さらに、「カネ+米国(の存在)」という方式で行くと、それは韓国にとって単


に財政の問題にとどまらず、韓国の存立の問題になる。


北朝鮮の要求が


(1)在韓米軍の撤収(2)韓米同盟の破棄(3)米朝国交正常化(4)平和協定への


転換―にまで拡大したら、それは結局、韓国にとって致命的な事案になる。その可


能性は十分にある。今、米国内の一部世論は、米国はいつまで北東アジアに引き留


められていなければならないのかという問題を提起している。



 北朝鮮の核が取り除かれれば、これ以上に韓国に残っている必要はないという世


論が力を得るだろう。結局米国のアジア戦略は、東海(日本海)を境にして日本を


防衛ラインとするアチソン・ラインを引き、東アジアを「共同管理」するというも


のではないか。



 国家情報院(韓国の情報機関)の徐薫(ソ・フン)院長は、本紙のインタビュー


に対し「在韓米軍や韓米同盟は、北朝鮮に譲歩すべき問題ではない」と語ったが、


それは国情院長レベルで断言すべき事案ではない。反米傾向を示してきた左派政権


としては、北朝鮮がいわゆる「平和体制」を掲げて「わが民族同士」にこだわっ


た場合、最後まで「粘る」理由はないだろう。



  これまでのあらゆる情報・状況を総合すると、北朝鮮としては非核化を「約束」


し、カネを手に入れ、北朝鮮経済を一息つかせ、ゆくゆくは韓国を丸ごとのみ込む


勢いで出てくることは間違いない。



「米国なき韓国」であれば、中国の支援を背に「共産化された大陸」を狙う余地が


あるのだ。結局、韓国は、北朝鮮の核廃棄の代償として「米国」を渡す取引に当面


することになるだろう。



  韓国は対話を拒否できない。対話はするとしても、その一つ一つの対話の陰に何


が隠れているのか、あちらの下心がどういうものなのかは見当を付け、計算してい


かなければならない。この対話モードは、究極的には米朝首脳会談でヤマ場を迎え


るだろう。



  トランプ大統領は、対話を拒否したという非難を聞きたくなかったのだろう。も


しかするとトランプ大統領は、決裂するために金正恩委員長と会うのかもしれない。


金正恩委員長をたたくための名目づくり、ということだ。その場合、一部の犠牲を


甘受する戦争は避けられないかもしれない。



 韓国国民の生命と財産に責任がある韓国政府としては、この厳しい時期において、


ある一つの可能性、ある一つのシナリオに喜々として喜ぶのではなく、さまざまな


可能性と代案に備える義務がある。それを思うと、まるで自分たちの政治力で全て


が解決するかのように自慢している文政権が不安だ。


金大中(キム・デジュン)顧問     朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


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家庭連合 週間ブリーフィング (2018年3/24)


鮮文大学校 国際統一思想研究院ではすでに楽観的な見解を出されているようですが、


 実は韓国は交渉相手ではないと考えている、こういう状態は非常に危険だと言ってました。
さらに、韓国には指導者がいない、韓国は在韓米軍を撤退させようとしているが、アメリカはそれを理解できない。


アメリカはいたくて在韓米軍を配備しているわけではないのに、そういうことを韓国はまったく理解していない、というのが現実です。

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