kimuchiのブログ

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【米朝会談後の最新情報】「秘密のウラン濃縮施設を稼働させている」


米国務長官「北がウラン秘密施設」…訪朝時に追及


読売新聞:2018年7月16日5時0分



ポンペオ米国務長官が今月6〜7日に訪朝して北朝鮮の金英哲キムヨンチョル朝鮮労働党副委員長と会談した際、「秘密のウラン濃縮施設を稼働させている」と述べ、北朝鮮を追及していたことがわかった。


複数の日米韓協議筋が本紙に明らかにした。米国は、北朝鮮が非核化の意思を表明しながら、逆行する活動を陰で進めているとの疑念を強めているとみられる。



  北は「事実でない」
 プルトニウムとともに核爆弾の原料となる高濃縮ウランの生産をめぐっては、米専門家
に2010年に公開された北西部寧辺ヨンビョンの施設以外は実態が不明だ。北朝鮮が非核化に着手しても申告、検証段階で秘密施設が問題となる可能性がある。



ポンペオ氏はさらに「濃縮ウランの生産を増やしている。核施設と核弾頭を隠蔽いんぺいしている。(北東部の咸鏡南道ハムギョンナムド)咸興ハムフンでミサイル工場の拡張工事中との情報があるが、米朝関係にとって良いことではない」とただした。



 金英哲氏は「全て事実ではない。我々は隠蔽したり、(秘密のウラン濃縮施設を)稼働
させたりしたこともない。咸興のミサイル工場で行われているのは、拡張工事ではなく梅
雨に備えた工事だ」と反論し、全面否定したという。北朝鮮外務省報道官は7日、会談で
の米国の態度は「遺憾極まりない」と非難する談話を発表している。



 米専門家の間では、北朝鮮には、寧辺以外に一つか二つの秘密のウラン濃縮施設がある
との見方が有力だ。


 米紙ワシントン・ポストは6月30日、米情報当局が10年に「カンソン」という名の
ウラン濃縮施設の存在を突き止め、寧辺のウラン濃縮施設の倍の能力を持つとみていると
報じている。カンソンの詳細は不明だが、平壌近郊の平安南道ピョンアンナムド南浦ナムポ市近隣の地名または施設名との見方がある。ポンペオ氏はこれまでの諜報ちょうほう活動を基に、特定の施設について追及した可能性がある。


 ポンペオ氏は会談で、米国の忍耐には限りがあるとして非核化措置の早期着手を迫った。金英哲氏は、非核化の意思を改めて強調しつつも非核化の工程表は提出せず、朝鮮戦争(1950〜53年)の終戦宣言の早期発表を求めたという。



 ポンペオ氏は訪朝後、トランプ米大統領に結果を報告した。トランプ氏は、このまま米
朝交渉を続けるか、圧力を強めるべきか意見を求め、ポンペオ氏は、判断にはもうしばら
く時間が必要との認識を示したという。


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ウラン濃縮疑惑 非核化 米朝に溝…協議の行方 不透明
 読売新聞:2018年7月16日5時0分



【ソウル=豊浦潤一】ポンペオ米国務長官が6〜7日の訪朝時に追及した北朝鮮の秘密施
設でのウラン濃縮疑惑は、北朝鮮の完全な非核化に向けたハードルとなりそうだ。トラン
プ米大統領が「(米朝関係は)大きく進展している」(12日のツイッター)とアピール
するのとは裏腹に、非核化をめぐる米朝の溝は深まっている。


  隠蔽容易
 北朝鮮はこれまで、北西部寧辺ヨンビョンにある核施設で核兵器の原料となるプルトニウムと高濃縮ウランを生産してきた。ウラン濃縮施設は2010年11月、シグフリード・ヘッカー元米ロスアラモス国立研究所長らに公開されたが、北朝鮮は、これ以外にも濃縮施設を建設しているとの疑惑はあった。



 プルトニウム抽出は、原子炉や再処理工場など大規模施設を必要とし、偵察衛星で把握
されやすい。
 これに対し、ウラン濃縮は限られた規模の施設で行うことができ、地下への隠蔽いんぺいも容易だ。プルトニウム抽出のように高レベル放射性廃棄物も生み出さない。


こうした利点から、
「北朝鮮はプルトニウム関連施設の廃棄には応じても、ウラン濃縮施設は最後まで手放そ
うとしないだろう」(韓国の軍事筋)との見方がある。


 北朝鮮の金英哲キムヨンチョル朝鮮労働党副委員長は、ポンペオ氏に対し、秘密のウラン濃縮施設の存在や核兵器隠蔽を全面否定した。今後、北朝鮮が核開発計画の申告に応じても、疑惑の存在がネックになる可能性がある。



  6方針
 米朝はまだ、非核化をどう進めるかといった方法論でも折り合っていない。
 米朝協議に詳しい消息筋によると、ポンペオ氏は2回目の訪朝となった5月9日、「完
全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」に向けた六つの方針を北朝鮮に示た。



 北朝鮮が、
〈1〉最短期間で核廃棄
〈2〉CVIDを実施する意思を国際社会に表明
〈3〉全ての核弾頭と保管場所を公開して関連施設を解体。
核拡散防止条約(NPT)復帰、国際原子力機関(IAEA)との保障措置協定締結、IAEAと核専門家の査察を受諾
〈4〉核弾頭、核物質、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の一部を米朝首脳会談後の早い
時期に国外搬出——する。国外搬出すれば、
〈5〉米国は経済制裁緩和など米朝関係改善を検討する
〈6〉詳細は首脳会談前後に開かれる実務会談で論議する——との内容だった。



 ポンペオ氏と会談した金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長はこれを受け、「米国の要求を検討して首脳、実務会談に反映するようにする。米国は、我々の非核化の意思を過小評価したり、疑ったりしないでほしい」と語ったという。



  見返り
 ただ、正恩氏は「米国の努力も必要だ」とクギを刺したという。正恩氏の主張は、非核
化に応じる用意は十分あるが、これに見合った米国の措置が必要との認識を強調したとみ
られる。



 北朝鮮は、米側が求める「非核化工程」に対応する「米朝関係正常化の工程」の提示を
求めている。段階的な補償として、査察段階での経済制裁解除や「体制の安全の保証」の
一環としての朝鮮戦争(1950〜53年)の終戦宣言の早期発表も要求している。


 しかし、6〜7日の米朝会談では、二つの工程表のやりとりは実現しなかったという。

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