kimuchiのブログ

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    《礼節と儀式》第三章礼拝と教会生活礼節

文先生は『反日か?』『親日か?』①(師観のブログを読んで思うこと)

文 先生は『反日か?』『親日か?』(師観のブログを読んで思うこと)


(ある書物を2年前に読んだのですが心にいまだ残っています。)


戦争は誰が先に始めたかというと、世界的なサタン側である枢軸国家が始めた。サタン的エバ国家である日本が、韓国を中心として東洋を占領。大東亜共栄圏は、神の理想を先取って、その理想を実現しようと思って出たものだね。天照大神の女の神。八百萬之神、多神教国家が日本である。
(祝福家庭と理想天国Ⅱ P886 全体蕩減)(御旨と世界 P867)


文先生の御言の中には日本がとても悪い国であったとの表現が度々出てきます。そのなかには、かなり辛らつで感情的なものも、しばしば見受けられます。更に、重大な問題は、普通に聞くと史実に一致しない誤った指摘も数多く見受けられるのです。

この御言に関して詳細な説明はここでは控えますが、史実からいくつかの問題点を指摘すれば、日本が韓国を中心として東洋を占領しようとしたのではなく、欧米やロシア(後のソ連も含む)のアジア植民地化政策が始めにあり、朝鮮半島や日本に対する策略に引き込まれてしまいそうと言ったほうが正確だと思います。

また、一方的にサタン側の枢軸国を取り上げて批判できるものではなく、西欧キリスト教圏における数多くの複雑多岐にわたる歴史的対立が、大戦争へと発展した見方もできます。


第一次世界大戦はヨーロッパ戦争と呼ばれ、日本はイギリスの度重なる要請により少し参加した程度です、第二次世界大戦も元々はヨーロッパ圏で起きた戦争であったことは確かです。

日本が主導してアジアにおいて打ちたてようとした「大東亜共栄圏」は、特にイギリスやアメリカの植民地支配から、東アジア・東南アジアを解放し、日本を盟主とする共存共栄の新たな国際秩序建設を目指したもので、その目的自体は決して批判されるものではありません。


事実、太平洋戦争の後、日本に刺激され、あるいは日本の援助の下にアジアの国々は欧米から独立していきました。


再臨主が日本を批判しているかのように受け取れる御言を聞く(読む)と、客観的評価としては“文先生は徹底的な反日主義者で、歴史の正しい知識を持ち合わせていない人” という印象をもたれても仕方がないように思います。


まして、文先生を再臨主と認めていない一般の人や、日本の公安関係者や歴史家にとっては“盲目的反日主義者”として要注意人物に映るのでしょう。

文先生をメシヤと信じる私たち日本人食口としては大変心苦しいことです。更に悲しいことは、原理講論や文先生の御言を学ぶことにより、全世界の食口が「日本は歴史的にとても悪いことをした国だ」とおもわれることです。


メシヤさえもがそれを認めている!”と堅く信じてしまっているということです。その上、多くの韓国人幹部の方々が世界中で反日的発言を繰り返しており、一層ひどい日本観が浸透しています。


イエス様は敵をも愛することを弟子たちに指導されました。


「敵を愛し、憎む者に親切にせよ。呪う者を祝福し、辱める者のために祈れ。あなたの頬を打つ者には他の頬をも向けてやり、あなたの上着を奪い取る者には下着をも拒むな。
 あなたに求める者には与えてやり、あなたの持ち物を奪う者からは取りもどそうとするな。」 (新約聖書 ルカ 6:27)


文先生も、1973年11月30日に、ウォーターゲート事件で糾弾されているニクソン大統領を擁護する声明、「許せ、愛せ、団結せよ」をアメリカの有名新聞に掲載し、愛と赦しの精神をもって神の願いに一つになることを訴えられました。

イエス様や文先生が、人類を「真理」と「愛」により救済しようとされる、神の子=メシヤであられるならば、まず、史実をご存知でないとは考えられません。


そして、更に本質的には、救済の本質が「真の愛」によるものであることは当然認識されておられるはずであり、それこそが、「救世主」であり「真の師」「真の父母」たる存在ではないでしょうか。

にもかかわらず、なぜ、日本を悪鬼か怨讐のごとく攻め立て続け、史実を無視した韓国人幹部の感情的な反日発言を放置しておられるのか。


この疑問に対して、私たちは成約原理的観点から、文先生の御言は「暗示」や「比喩」による「暗号的な表現」になっているという前提に立って研究を進めました。


そして、その背後に隠された「摂理的原理観」を知れば、実はそこには深い意味があり、本当は“文先生は大変な親日家”で、日本を最も愛しておられたことが分かってくるのです。


そのことを論理的に理解するために、まず、蕩減復帰原理について簡単に復習しましょう。


人類始祖の堕落は、長成期完成級の位置で、アダム・エバ・ルーシェル天使長の三者間で起きました。そして後孫の数々の失敗の歴史が経過している間に、地上にはサタン国家が構築されました。そのため、神の選民イスラエル民族は、約4000年前サタン国家の支配下で奴隷時代を過ごさざるを得ませんでした。

しかし、モーセに率いられ出エジプトすることで、サウル・ダビデ・ソロモンの三代をかけて国家建設に成功しました。喜びもつかの間、ソロモン王が腐敗堕落した結果、イスラエル統一国家にサタンが侵入し、国家は分裂し崩壊しています。


結果的に、主権を持たないイスラエル民族圏の辺境の地、ナザレにイエス様は来られ、選民の無知や不信仰が原因となり十字架上で殺害されたのです。


この歴史は、再び悲しい同時性として、第二イスラエル選民圏であるキリスト教においても繰り返されます。

フランク王国の分裂によりキリスト教統一国家が分裂し、“中世暗黒時代”と呼ばれるほどにサタンの侵入を受けたカトリック教会は、メシヤ再降臨準備時代に植民地化や奴隷貿易で世界中の多くの人々を虐殺しました。

 更には、再臨主が誕生される直前には、キリスト教国家圏を中心に第一次世界大戦が勃発し、兵士の戦死者が1000万人前後、非戦闘員が戦闘の直接的・間接的な結果として約1300万人が死亡しました。

 果たしてこの世界大戦を指して、原理講論の主張する「神の三代祝福を復帰する蘇生的な蕩減条件」・「再臨主の誕生を迎えるための個性復帰の基台」・「天の側の民主主義の蘇生的な基台」と定義付けることができるでしょうか?


 実際の武器で戦うのではなく“神とサタンの思想戦”でなければならないという文先生の観点からも考えてみる必要があります。


 1919年6月、ベルサイユ条約が調印された約半年後に、キリスト教文明社会から遠く離れた辺境の地にある朝鮮半島に再臨主は誕生しました。しかし、文先生は、25歳の時、準備されたキリスト教の中心人物の失敗により、十字架の道である興南強制労働所へと送られました。

 神が再び人類を救済するためには、「蕩減復帰原理」に則って、堕ちていった「状態」と「経路」と「位置」を取り戻さなければなりません。


 故に、失敗した第二イスラエル・キリスト教圏に代わる、第三イスラエル選民圏としてサタンが侵入しない基台を“再び”必要としました。それが、「世界基督教統一神霊協会」だったのです。


イエス様はユダヤ教を捨てて、新しいキリスト教を中心として、霊的でありながら出発したと同じように、キリスト教が反対した場合には、新しい方向を通して二度、そのキリスト教の基台を作り替えたという基準をつくらなければ、復帰実体蕩減基台をつくることはできません。
それを今まで成そうとしてやったのが統一教会の先生だよ。世界的統一教会なんだよ。
(祝福家庭と理想天国Ⅱ P160 真の父母と我々)(御旨と世界 P159 )


キリスト教が失敗したため、文先生ご自身が再び蕩減復帰の「条件基盤」を取り戻さなければならない立場に立ちました。それは、どのようにして復帰されるのでしょうか? 御言には次のような内容が説明されています。


キリスト教の歴史は新婦圏復帰の歴史です。連合国とはキリスト教文化圏を中心とした世界です。新婦圏の世界が先生に反対したので、ヤコブ家庭から始まった4000年歴史を400年に蕩減しなければなりません。
しかし、先生は400年は生きられないので、40年の一代期間にしなければなりません。4000年歴史を40年に蕩減復帰するのです。  (ファミリー95/1 P10 第35回 真の万物の日)


本来、新郎として来られる再臨主を迎えるための歴史は、新婦圏としてのキリスト教の基盤をつくらなければなりませんでした。それは、そもそもイエス様を迎えることに失敗したユダヤ教の2000年の歴史を蕩減復帰するためだったので、合計4000年の歴史がそこにあったことになります。

この歴史的失敗を取り戻すために、4000年を40年に縮めて、文先生の「一代期間」に蕩減復帰しなければならなくなったのです。


ここで、見落としてはならないのが、「新婦圏の世界が先生に反対した」となっているところです。これは、今までの統一教会で教えた原理講論と真逆な説明になっています。


 中世カトリック時代にすでにキリスト教にサタンが侵入していたことから考察すると、この文先生の御言どおり、本来準備されていたはずのキリスト教新婦圏が再臨主の摂理を破壊する立場に立っていたのでした。

 神側の枢軸国家である「英」「米」「仏」は、朝鮮半島に再臨主を迎えるためにいったい何を行なったのでしょうか。再臨主誕生の直前までアジアでの植民地争奪戦を繰り広げ、イギリスは麻薬を売るために清とのアヘン戦争を起こし、上海や香港を制圧しました。


 その結果、清は朝鮮に領土を求め軍隊を進攻させて来たため、日本は国家防衛のために朝鮮の独立を助け日清戦争に至りました。この戦いの勝利により、中国が毛沢東によって共産化されていくときに、韓国は民主主義国家の立場を守ることができたといえます。

 また、イギリスやアメリカは、日本を利用するために第一・第二次世界大戦に引き込んだ張本人でした。(※このことに関しては立場によってさまざまな捉え方があり、原理的・史実的観点から更に精査し実証する必要があると考えています)


-----(続く)-----


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